ホームレス支援施設が開所へ=地域も応援「きずな回復したい」−福岡(時事通信)

 ホームレスの自立を支援する拠点施設「抱樸(ほうぼく)館福岡」が5月1日、福岡市東区に開所する。運営に協力する特定非営利活動法人(NPO法人)北九州ホームレス支援機構(北九州市)理事長の奥田知志牧師(46)は「地域の理解と応援を得た全国でほとんど例のない施設。人間関係から疎外されている人を支えるきずなを回復していきたい」と話している。
 施設は、社会福祉法人グリーンコープ(福岡市)が事業主体となり、同機構の全面協力を得て運営。定員は81人で、すべて個室(うち女性用6室)だ。
 入所期間中は3カ月以内の就職決定を目指し、面接指導などの自立支援プログラム、債務整理の基礎知識などの各種セミナーを受講できる。入居費は3食付き受講料込みの9万1000円で、生活保護費から支払ってもらう。
 スタッフは生活相談員や調理員など約18人。4月下旬には住民が開所祝いに桜の苗木を贈呈、職員と一緒に敷地内に植えた。
 奥田さんは「地域の方々は『困窮者のふるさとに』と受け入れてくれた。自立することを視野に入れて、国や地元自治体などとも連携していきたい」と話している。 

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